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tayori/2012-12-15

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乳幼児の歯磨き

歯が生え始めた時からむし歯予防のスタートです。

歯が生え始めると同時に歯磨きを開始しますが、最初はとにかくなれないので、小さな歯は磨きずらく大変かと思います。

また、赤ちゃんも、なれない行為に戸惑い嫌がったりすることもあります。しかしながら、何事も最初が肝心であり、徐々に習慣化、慣れが赤ちゃんにも出てきますので、きちんと歯磨きをしてあげるようにしてください。

初めは毛先の軟らかい乳幼児用の歯ブラシやガーゼで歯の周りを拭きとってあげましょう。そして、早いうちから歯ブラシを使って、歯をみがく週間をつけることが大切です。

ゴシゴシ力を入れて磨く必要はありませんし、歯茎をゴシゴシしてしまうと、赤ちゃんは痛いので余計に嫌がります。

しっかり口をあけ、歯をしっかりみて、軽くブラッシングをしてあげます。膝のうえに頭をのせて、歯磨きをしてあげるとよいですが、嫌がったり動いたりして磨きにくいような場合は、どなたかに肩を抑えてもらうなどするとよいでしょう。

習慣化させるためにも、できるだけ同じような順番で、歯磨きをしてあげて、徐々に自分で磨くことができるように教えてあげましょう。

歯ブラシに慣れてくると子供は自分でみがきますが、まだ上手にみがくことはできません。

ご自分で磨きはじめた最初のうちは、磨きのこしがないかなど、必ず確認をしてあげましょう。乳歯の頃にこの歯磨きを習慣化させることで、将来にわたって丈夫で健康な歯を保つことができるでしょう。

また、逆に乳歯の頃に虫歯が多くできてしまったり、根元の部分までも虫歯になってしまっているような場合は、その後に生えてくる永久歯がきちんとつくられないなど、まだ生えていない永久歯にも影響を与えてしまう場合があります。

乳歯の歯磨きはとても大切なことなのです。

奥歯の噛み合わせ部分には複雑な溝があり、この箇所は歯垢がたまってむし歯になりやすいので、かかりつけの歯科医院でフッ素(フッ化物)塗布の処置を受けることもむし歯予防に有効です。